Dec 21, 2010
Nov 19, 2010
男前記念日
新しい本を読みたくて、
本屋さんへ寄って帰ろうかどうしようかと迷いながら帰りの電車に揺られている途中、新橋駅のホームから駅前で"古本まつり"が開かれているのが見えたので、"ああ、何てタイミング!"と、普段は決して立ち寄らない新橋の日比谷口で降りた。
駅前の広場には10個程テントが並んでいて、所狭しとあらゆるジャンルの本が並んでいた。冬の夜の広場にテントが並んでいる中を歩くと、フランスのノエルのマルシェを思い出した。凍てつきそうな寒さの中でホットワインを飲んで暖まるあの雰囲気がすごく好きだったなぁ。。。残念ながらここにホットワインはなかったけれど、私は読みそびれていた小川洋子の新しい本と言語学の本を買った。とても良い買い物をして気持ちが少し高揚したので、どうしても今すぐ読みたくなって我慢が出来ず、近くのお店に入った。
店内はハナ金を楽しむサラリーマン達で賑わっていて、私はカウンターに座ってビールを1杯頼んだ。
実は、今まで外で1人でお酒を飲んだことがなかった私はずっと、"会社帰りにふらっとお店へ入って1杯お酒を飲んで帰る。"という行いに密かな憧れを抱いていたのだ。
男前な女性みたいでね。
もっと本音を言えば、小さな落ち着いたバーで、何でも愚痴を聞いてくれる優しいマスターがいて、、、、というのが理想だけれど。
それはともかく、ビールを飲みながら、古本マルシェで買ったばかりの本を読んだ。
始めはやっぱり、コーヒーではなくてビールを飲んでいること、飲みながら本を読んでいること、金曜日の夜に一人で外にいること、全てがちょっと不自然でしっくりこなかったけれど、意外にもすぐにリラックスできて(きっとビールのせい)気がつくと1時間が過ぎ、外の古本テントは畳まれていた。
何だかぱっとしない1日だったけど、最後の最後で全部まるく気持ちよくなってしまった。それも何だか男前だ。
今日を私の”男前記念日”と名付けよう。
本屋さんへ寄って帰ろうかどうしようかと迷いながら帰りの電車に揺られている途中、新橋駅のホームから駅前で"古本まつり"が開かれているのが見えたので、"ああ、何てタイミング!"と、普段は決して立ち寄らない新橋の日比谷口で降りた。
駅前の広場には10個程テントが並んでいて、所狭しとあらゆるジャンルの本が並んでいた。冬の夜の広場にテントが並んでいる中を歩くと、フランスのノエルのマルシェを思い出した。凍てつきそうな寒さの中でホットワインを飲んで暖まるあの雰囲気がすごく好きだったなぁ。。。残念ながらここにホットワインはなかったけれど、私は読みそびれていた小川洋子の新しい本と言語学の本を買った。とても良い買い物をして気持ちが少し高揚したので、どうしても今すぐ読みたくなって我慢が出来ず、近くのお店に入った。
店内はハナ金を楽しむサラリーマン達で賑わっていて、私はカウンターに座ってビールを1杯頼んだ。
実は、今まで外で1人でお酒を飲んだことがなかった私はずっと、"会社帰りにふらっとお店へ入って1杯お酒を飲んで帰る。"という行いに密かな憧れを抱いていたのだ。
男前な女性みたいでね。
もっと本音を言えば、小さな落ち着いたバーで、何でも愚痴を聞いてくれる優しいマスターがいて、、、、というのが理想だけれど。
それはともかく、ビールを飲みながら、古本マルシェで買ったばかりの本を読んだ。
始めはやっぱり、コーヒーではなくてビールを飲んでいること、飲みながら本を読んでいること、金曜日の夜に一人で外にいること、全てがちょっと不自然でしっくりこなかったけれど、意外にもすぐにリラックスできて(きっとビールのせい)気がつくと1時間が過ぎ、外の古本テントは畳まれていた。
何だかぱっとしない1日だったけど、最後の最後で全部まるく気持ちよくなってしまった。それも何だか男前だ。
今日を私の”男前記念日”と名付けよう。
Oct 16, 2010
Autumn
季節と言葉にはいつも敏感でいたい。
私は不器用だし、同時に2つのことは出来ないし、嘘もつけないし、
いつも感情に負けてしまうし、泣き虫だけど
人にやさしくありたいし、
あらゆる違いを受容して共有したいし、
自分と他人の存在の喜びを知り続けていたい。
そして、季節と言葉にはいつも敏感で、大事にしていたい。
Sep 7, 2010
Sep 1, 2010
Aug 9, 2010
プール
こんなに暑い夏を過ごすのはいつぶりだろう、と思う程毎日暑い。
今年が猛暑なのか、東京の夏が暑いのか、はたまた私がクーラー人間になってしまったのか。毎朝オフィスの最寄り駅で感じるモワッとした蒸し蒸し感は、バンコクの空港に降り立ったあの瞬間を思い出す。湿気の膜に覆われて、もうどこへも逃げられないと塞がれてしまったような閉塞感。。。
だからなのか、最近ずっと水に浸かりたかった。
何も考えずに、体を軽く軽くして、冷たい水の中に包まれたかった。
そして昨日、ふたりでプールへ行った。水泳が好きな彼が、すばらしい水泳グッズを一式プレゼントしてくれたので、私はそんなに泳ぎが得意じゃないけど、泳ぎの上手そうな水着、とても速そうな帽子を被って、東京で初めてのプールへ行った。
想像以上だった。
泳ぐのは1年ぶりだったけど、水の中がこんなに気持ち良かったなんて、忘れていたのか、知らなかったのかわからないけど、まるで水の中を滑り抜けていく様なスルリ、とした感覚があった。フィンをつけたら信じられないくらい速くて、今まで何を必死にあんなにバタ足をしていたのか...と衝撃を受けた。水の抵抗を少なくする泳ぎ方を教えてもらったお陰で、水との距離がぐんと近くなって、少し水と仲良くなれたことがいちばん嬉しかったことかもしれない。
そして何より、楽しかった。
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平日はずっとオフィスにいるからかもしれないし、現実の世界で起きた事にまだ何一つ理解できないからかもしれないけれど、水の中で何かがちょっと解放されて、軽く、柔らかくなった。
Aug 4, 2010
Jun 9, 2010
6月
May 10, 2010
May 1, 2010
新しい"つづき"
東京にきて1ヶ月が過ぎた。
新しい街、家、電車、仕事、人、ルール...あたらしい1ヶ月だった。
この1年、力が自分の内へ内へと向いてしまっていたのに対し、今はそういうパワーがようやく外に向かれてきたように思う。
矢印の向きが変わってきたことが、わかる。
それは希望とかやる気という言葉にするのとは少し違う気がする。
ただ、思考や意識の向け方が、外に開かれていく というか、前を向いている、というか。
そして初めてこの1年を肯定できるようになった。
でもね、人やモノに囲まれて、一見外からの刺激が多いように感じる東京に身を置いていると、
嫌いなことや苦手なことにとても敏感になる。
だからやっぱりね、
出来る限り、自分の中はシンプルでいようと思う。
新しい街、家、電車、仕事、人、ルール...あたらしい1ヶ月だった。
この1年、力が自分の内へ内へと向いてしまっていたのに対し、今はそういうパワーがようやく外に向かれてきたように思う。
矢印の向きが変わってきたことが、わかる。
それは希望とかやる気という言葉にするのとは少し違う気がする。
ただ、思考や意識の向け方が、外に開かれていく というか、前を向いている、というか。
そして初めてこの1年を肯定できるようになった。
でもね、人やモノに囲まれて、一見外からの刺激が多いように感じる東京に身を置いていると、
嫌いなことや苦手なことにとても敏感になる。
だからやっぱりね、
出来る限り、自分の中はシンプルでいようと思う。
Feb 14, 2010
Hokkaido vol.2

2歳で雪山デビューを果たしたわりに、スキーはあまり上達せず。
大学生になってから始めたスノーボードは、教えてくれた先輩達がすごく上手だったことと、自分の体と相性がよかったことで、ボードは、私ができる中で1番得意なスポーツだと思う。でもその楽しさはどこに?と改めて考えてみるとよく分からない。
雪の上を滑る感覚かもしれないし、どこからが足でどこからが板かわからなくなるような一体感かもしれない。加速していくスピード感も堪らないし、その時の瞬発的な集中力も気持ち良い。自然の中にすっぽりはまった感じも心を震わせるし、急斜面を滑り終えた達成感もぐっとくる。
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2日目は朝から思いっきりスノボを楽しみました。
山頂までのゴンドラの中ですっかり興奮した私は思わず、"雪山やっほー!"と堂々と聳え立つ白樺に向かって叫んでみたり、兄妹で写真を撮りあったりと相当はしゃいでいたのですが、久しぶりの1本目はやはり少し怖くてビビッてしまい、滑り出し10秒くらいで間抜けな姿でこけてしまいました。基本的にビビリなんです、実は。
何本か滑るうちに勘を取り戻してき、休憩後は意気揚々と午後のスタートを切ったのですが、強烈な吹雪のためこの日は断念。
(どれくらい強烈だったかと言うと、吹雪で視界がシャットダウンされ、強風で気付かぬうちに谷へ流され、山頂から板を担いで、通常10分で下れる山を1時間かけて凍傷になりかけな体で下山したという程。)
けれど3日目は青空がはっきり見える素晴らしいお天気で、心から気持ち良い滑りを味わうことができました。私のようにひたすら滑りを楽しむボーダーにとって、景色というのは相当重要で、そういう意味でもスキーヤー向きのコースが多いこのルスツの山は本当に最高だった。写真は山頂から見た羊蹄山という山で、反対側は、洞爺湖がキラキラと光って見え、雪山の白い美しさに心を打たれた私は、リフトを降りてからもなかなか滑り出すことができないくらいでした。
山頂は-15度という寒さだった北海道。
山の美しさと厳しさ、スポーツの面白さと難しさ。
大袈裟かもしれないけど本当に、それら全てを体感することで、
私のあらゆる限界ラインがほんの少し、引き伸ばされたような気がします。
Feb 9, 2010
Hokkaido vol.1

家族で北海道に行ってきました。
第一の目的は、もちろんスキー&スノーボード!!
スキーウェアを新調してしまうくらい胸の内ではワクワクしていた今回の旅行。ワクワクを超える楽しさはもちろん、想像を超える北国の寒さ、山の厳しさと美しさ、スポーツの面白さと難しさ、それら全てを体感することで、私の持っていたあらゆる限界ラインが少し引き伸ばされたような、そんな4日間でした。
まずは初日。
千歳空港で、はるばる博多から飛んできた兄と合流し、ちょうど開催初日だった"雪祭り"を見物に札幌へ。
札幌駅へ到着し電車を降りた瞬間、冷凍庫のドアが開いたかのような冷たい空気が流れ込み、車内の暖房でほかほか温まっていた体が一気に冷やされてしまいました。でもその寒さが、"あぁ、北海道へ来たんだ!"と感じさせてくれて、知らない街で物語がはじまるあのドキドキする瞬間を、ここで味わうことに。
雪祭りのメイン会場の公園には、雪や氷の彫刻がたくさん。
私の一番のお気に入りは、写真のヒョウ。すごくリアルで細かくて、且つダイナミックで、かっこいい!そのほかにも色々あったのだけど、なんせ30分以上も外にいるので体が冷えてきて、あまりじっくり見れずそそくさと退散。
その後、近くのラーメンやさんで、札幌みそバターコーンラーメンをぺろっとたいらげ、新千歳へ戻り、バスで2時間かけて本当の目的地であるルスツへ向かいました。
ルスツへ到着すると、まず外国人の多さに衝撃。
ルスツがあるニセコ周辺は、国際的にパウダースノーで有名なスキー場なのですが、特にオーストラリア人のスキーヤー達が本当に多い!!
なんでもパウダースノーに魅了された豪州スキーヤー達の口コミによって人気が高まったとかで、今や豪州のリゾート会社がスキー場を買収したり、千歳⇔ケアンズの直行便が増やされたりと、かなりオーストラリア色の強い場所であるみたいです。だから、スキー場もホテルもレストランも全部英語表記が!
今まで雪山へきて、民宿かペンションにしか泊まったことのない私。
ホテルのリゾートっぷりと外国人の多さに、"ここは海外??"と、明日のスノボへのテンションが一気に上昇し、期待で胸がいっぱいの遠足前のような、なかなか眠れない夜を過ごすこととなりました。
-つづく-
Jan 28, 2010
la course sentimental
Jan 16, 2010
Top of the world

もう半年も前の事になるけれど、7月の頭に、華ちゃんと富士山に登ってきました。
山開きをして間もないこの時期は梅雨ど真ん中。強風豪雨の中の富士登山挑戦は、一言で言うと、「タフ」な挑戦でした。体力がどうこうより、とにかく寒くて途中から頭が動かなくなったので、記憶ももはや曖昧だけど、再挑戦の為にも記録を・・・。
まず、新大阪からバスで7時間程かけて、スタート地点の五合目へ。
夕方5時くらいに五合目到着。着替えをし、軽く夕飯を食べて記念撮影やら準備運動などをしてテンションを徐々に上げる私たち。まだまだ全然余裕×笑顔全開の最高なひと時。
そして五合目から、いざ出発!
富士登山は、比較的初心者でも登りやすい山と言われているそうですが…
私たち、数日前に靴を買ったというレベルの山登り超ウルトラ初心者。前に山を登った記憶は…小学生の遠足以来?一抹の不安を抱えつつも、無人島で何日も生き抜いてきた私達!どこからともなくやって来る根拠の無い自信がどんどん足を進めます。

心配だった天気も味方についてくれたのか、なかなか良い感じのスタートでした。
インストラクターがついてるのでペース配分も安心して任せられるので、「気持ち良いね!」の言葉しかでてこない私達。まだまだ全然余裕×笑顔もニコニコ。

六合目~七合目辺りにくると、完全に雲より高い位置に。
夕陽の赤い空の下に白い雲が浮かんでいる景色は、今回の登山でみた最も美しい景色でした。日が沈んでいくのに対して、どんどん上へ進んでいく私達。今ここでこんなに綺麗なんだから、ご来光はどんなに感動するんだろう?と私の期待値がグンと上がった場所でもありました。まだまだ足も元気だったし・・・
今振り返ると、まさに、"嵐の前の静けさ".....
七合目を過ぎた辺りから、足場が悪くなり崖が多くなってきました。
"足だけでは登れない!手を支えて、、、よっこいしょ!"という繰り返し。日も沈み、気温もグッと下がり、暗い中で手探り足探りでひとつひとつ岩場をクリアしていかなくてはならない状況に…。一気に体力が奪われ、5分登って休憩、5分登って休憩のペースでちょっとずつちょっとずつ進みます。休憩時、私と華ちゃんは「大丈夫?」「うん」のやり取りのみで、あとは酸素を吸入して、チョコレートを1つか2つ。ほんと、これの繰り返し…おまけに雨も降り出しました。
何とか八合目に到着。もう23時を過ぎていました。

ここで、山小屋で2時間の仮眠タイム!どんなオンボロ小屋なんだろう…と心配していたけれど、想像以上に清潔で、暖かい小屋でした。こういう時、キャンプ育ちは本と、役に立つなと実感。(笑)2時間しっかり仮眠して体力もだいぶ復活!!
そして、夜中の1時すぎ。再び頂上目指して登山開始!と思いきや、、、、
小屋の外は、雨が本格化し、風も文字通りビュービュー吹き荒らしていました。インストラクターが、"登頂できるかわからない。多分、ご来光は見れません。不安な人は辞めてください"と、リタイアを促され、続々とツアーの人たちがリタイアしていきました。。。バッチリ仮眠をし、お菓子も食べて、(あぁ確かオニニギリも。)体力が復活した私達。ここまできたからには、頂上までいかなくてはね!と気合を入れ直し出発。
しかし、、、
ここからが本当の意味で"挑戦"でした。
八合目から出発して間もなく、雨が豪雨に変わってきたのです。おまけに風も強風へ。。。コースの横をヘッドライト照らすと衝撃!ぜんぶ雪山。。。どおりで寒いはず。おまけに下山道が雪で封鎖しているとの連絡。
更に、更に、最悪なことに、私のレインコートが、ぼろかったのか、全く役目を果たさなかったのです。
下着、シャツ、トレーナー、フリース、ウインドブレーカー、レインコートという私が装着していたもの全てを貫通して、雨が私の体を容赦なく攻撃してきました。何と表現したらいいのかわからないけれど、裸で台風の中を山登りしているという感じ。
コースは先ほどと変わらず、激しい岩場。軍手もびちょびちょで、手の感覚がどんどん失われていきます。相変わらずコマメ休憩をとるのだけど、動いていないと本当に固まってしまいそうで、"寒い"という感覚から、"痛い"という感覚へ・・・・。
そのような悲惨な状況で何とか九合目を過ぎ、あと頂上までもう少し!というところから、はっきり言ってもう記憶があまりありません。とにかく手が冷たくて、でも火傷みたいに痛くて、本気でポロっと取れてしまうのではないかと思いました。空気も薄くなる一方だし、そんな中、追い討ちをかけるように、"頂上は強風で危険。着いたらすぐ下山します"とのインストラクターのすばらしき絶望的なお言葉。。。
本来なら、頂上には山小屋もあって、私と華ちゃんはそこで温かいカップラーメンを食べよう!とリュックの中に潜ませてきたのです。ご来光も見れず、カップ麺の夢も破れ、もはや頂上に何の期待ももてず、ただ朦朧とする意識の中で必死に足をいっぽいっぽ前に進めていきました。足、というか体力はそこまできつくはなかったのですが、何にせよ、痛みを伴うこの寒さに耐えることへ、全神経、全エネルギーを使いました。
そしてついに、ついに・・・・
十合目、登頂!!!!!!!!
時間は午前4時半くらいだったでしょうか。
相変わらず雨は容赦なく降り続け、1m先も見えないくらい真っ暗な頂上でした。
私は、もう限界…と思い、へたへたと壁にもたれかかれ、華ちゃん(彼女は意外と平気だった)と喜びを共有することも出来ず、寒さに必死で絶え続けていました。。。
これは華ちゃんが撮ってくれた、"頂上にたどり着いた直後の私"ですが、、何がなんだかわかりません。笑

そして、下山道封鎖のため、9時間かけて登った道をまた下ったというわけです。。。
途中から日が昇り、寒さは若干和らいだものの、これまた相当ハードな下山でした。
というわけで、
長かった私達の富士登山が、何とか無事に終了したのは朝の10時頃でした。
その後の温泉は言うまでも無く"最高"で、ようやく地の世界へ生き返ってきた心地がしました。
ご来光も見れなかったし、感動なんて皆無。達成感もあまり無し。ありがちな、"富士山バンザーイ★"にはならなかったけど、でも、こうやって自分の体を自然のものにぶつけられた事は良かったなと。体ひとつじゃ何も出来ないと思いがちだけど、体があるから色んな事が出来るんだな、と。
そして、共に登った華ちゃんは、文句なしの最高のパートナーでした。"無駄な体力は消費したくない"と、ほとんど言葉を交わさなかった私達ですが、彼女の小さな体から放出される底知れないエネルギーのお陰で、私はあの恐ろしい寒さの中、無事に登頂できたのだと思います。ちなみに彼女は昨年の12月にフルマラソン完走。もちろんマラソン歴3ヶ月の初心者なのに!
あぁ恐るべしは自然より、華ちゃんかも。。
Jan 11, 2010
Jan 3, 2010
2010
何かあっても何もなくても物語は続く。
時間が流れて日々が過ぎる。
ささいなささいな出来事をきっかけに
うずめいていた感情が目に見えるかたちで自分の前に現れて、
本質に近付いていく。
そういう時にふと、記号の意味がわからなくなって、
何気なく使っていた記号が自分から遠く遠く離れていってしまったような気になる。
所詮、記号なのに。ちょっと敏感すぎるんだ。
そういう風にして今までに、いくつかの記号を封印してしまった。
そして今も新たにひとつ
封印されようとしている。
でもこれは別に悲しいことじゃなくて、むしろ結構良いことなんじゃないかと思う。
時間が流れて日々が過ぎる。
ささいなささいな出来事をきっかけに
うずめいていた感情が目に見えるかたちで自分の前に現れて、
本質に近付いていく。
そういう時にふと、記号の意味がわからなくなって、
何気なく使っていた記号が自分から遠く遠く離れていってしまったような気になる。
所詮、記号なのに。ちょっと敏感すぎるんだ。
そういう風にして今までに、いくつかの記号を封印してしまった。
そして今も新たにひとつ
封印されようとしている。
でもこれは別に悲しいことじゃなくて、むしろ結構良いことなんじゃないかと思う。
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