
しばらく東京に行っていた。
親友宅の居心地があまりにも良かったので、ズルズルと、まるまる8日間。ちゃっかり合鍵も作って、毎日朝早くから日付が変わるまで働いている彼女の側で、好き勝手させて貰い、過ごした。
大学生になってから、夏はほとんど無人島でキャンプをしていたので、「夏は実家に帰らない」というのがもはや定番になってしまったようで、この1ヶ月間、2日間しか実家で過ごしていなくても、家族誰一人驚かないようになってしまっていたことに、少し驚いてしまった。
東京は、関西より湿気が少なく、涼しくて過ごしやすかった。
フランスの、中高時代の、キャンプの、大学の友達や先輩・・・毎日誰かに会っていたので、この1週間はあまり余計なことを考えずにすんだ。というか、考えてしまうことを回避したい、自分に向き合う時間をなくしたい、という隠れた目的にぴったりな手段だった。ある意味、東京への逃亡計画だったのだけど、成功だったと思う。1週間思考を止めたお陰で、ようやく先走った頭と自分の内部が少しずつ近づいて、いろいろと準備ができてきた様に思う。
距離、場所、関係、時間、理想、現実、、と作用しあう自分と向き合う為の、コンディションの準備が。
短い間だけど、この夏過ごした2つの大きな都市。
ロンドンも東京も、色んな人種が住んでいて、自分と似たようなコトバを使う人がなかなかいなくて、どこに行っても人とモノで溢れていて、お金があれば何でも手に入って、私の愛する人々が住んでいる、という点では何ら変わりはない。パリもNYもきっと似ている。
単なる大都会に、無条件に身を置きたいと突き動かされる街自体の魅力は、何一つなかった。
自分の生活がそこに無いからこそ、街と自分の環境との関係がどれだけ曖昧で、たいした問題ではないことを知った。
逃亡生活だったんだね
ReplyDeleteいいなぁ
あたしも逃亡したいです。
ああ。
答えはゆっくり見つけていけばいいのかな。
早く逢いたいよ!
cheap25>
ReplyDelete気分はのりぴーでした。笑
会いたいよーいつお暇でしょうか?
広島は1泊?:)
逃亡生活だったのか。。。
ReplyDelete僕ももうそろそろ、限界です。
逃亡したい。
ロンドン飽きた。
安心した生活がしたいです。
zai兄さん>
ReplyDeleteうん。よかったよ。
何かね、追う側に変われるかもって思えてきた。
繰り返しだろうけど、、
多分そういう時間って必要だと思ったよ。
在君にも。