Nov 5, 2011

ヴェネチアのこと


9月の終わりに1週間、
ビエンナーレを観にヴェネチアへ行ってきました。

ヴェネチアへは、高校生の時に母親とイタリア旅行をした時、半日くらい立ち寄ったことがあって、その時は35°を超える猛暑と人&鳩の多さで正直あんまり良いイメージはなかったのだけれど、今回じっくりと訪れてみて、こんなにもロマンチックで芸術に溢れた街だということを知り、とてもとても好きな街のひとつとなりました。

さて、ビエンナーレのメインの会場は2つあって、ArsenaleとGiardineというどちらも観光中心地であるサンマルコ広場から歩いて30〜40分くらい離れた、とても落ち着いた場所にあります。その他にも、街中に展示が点在していて、島中に美術が溢れていました。
イメージでいうと、直島を大きくしたバージョンかな?

まず1日目はArsenaleの会場へ。



会場は、大きな倉庫みたいなところ。昔は造船所か何かしらの船関係の場所だとか?







なんだかもう、作品の数とスケールに圧倒され
言葉にできない気持ちの高揚をビンビンと感じながら、
3時間程かけてArsenaleの会場をまわりました。

-つづく-

Oct 23, 2011

Oct 18, 2011

October


言葉にすると、どこかに辿りついた気がして、
何かを分かったような気になって、いつも言葉を探し続けてきたけど、本当はどこにも到着していないし何も分かっていないんだってことに、もうとっくの昔に気がついている。

絵理が亡くなってもう一年以上がたつ。
この一年、彼女について何か言葉にしようとノートに向かったけれど全然言葉が出てこなかった。嘘でもいいからこういうことなんだって、納得させたくて言葉を出そうと試みたけど、
何一つとして浮かび上がってこなかった。

その代わり、彼女へ手紙を書いた。
何枚も書いた。それは私の日常だったり、周りの人の日常だったりする。たわいもない日々の事。あと、天気の事。
たまに書いたものを読み返し、また新しい手紙を書く。

その行為はひどく私を集中させ、同時に安心させてくれる。
指先から外に出てくる文字をみていると、彼女のことだけを考える世界に入り込めることを知ったから。余計な事は何も邪魔しない。

そしてこれからも、彼女に手紙を書く。
色んな場所から手紙を書く。何枚も書き続ける。
そしてずっと何も分からないままで、どこにも辿り着かないまま。

Sep 29, 2011

September

9月はたくさん遊びました。

まずは、年に一度のサーフィン。
今年は海と仲良くなれなかったけど、
また来年。きっといつか仲良しになれるように。


Aug 23, 2011

still in a dream



わりと現実に戻りやすい私には珍しく、
この3日間の出来事をまだ半分夢かのように引きずっている。
土曜日はパートナーの展示が無事にオープニングを迎え、
その後みんなでたくさん飲んで、歌って、はしゃいで、遊んだ。
後ろ髪をひかれつつも日曜日は早めに東京へ戻り、月曜日はワインの試験を受けた。
なぜこんなにもプレッシャーを感じるのか自分でも分からない程追いつめられ、ここ1ヶ月は何をしててもパートナーの作品のことか、ワインが頭から離れなかったけど、終わった途端に張りつめていたタイヤの空気が抜けた様に、今はくたっと気持ちの良い脱力感に包まれている。達成感とはまたちがう、夢からぼんやり覚めたような、ふにゃっとしたこの感覚。


季節は少し秋を感じる様になってきたけど
私の夏はようやく始まる。
まずは、プールでSomewhereごっこをしたい。



Aug 8, 2011

Jun 20, 2011

内と外


どこでもすぐにピクニックができる---
街の中に緑溢れる公園がたくさんあることは、東京の一番好きなところといってもいいくらい。公園と切り離せない週末が主流になってきたことは、私が思っていた以上に私をクリアに心地良くしてくれ、東京での生活をとてもバランス良くしてくれている。

大切な人と食する時間を共有することが何より好きな私にとって、ピクニックはまさにベストな週末の過ごし方。それは大それたイベントなんかでは決してなくて、ささいなささいな小さな生き甲斐とでもいうかな。
つまりはとっても大事なこと。

友人達が遊びにきた週末は生憎の雨。
そうなれば、小さなお部屋が公園へと早変わり?飾り付けをして、ちょっと料理をして.....




















May 16, 2011

湖畔でゆるり


ついこの間桜が咲いたと思ったら、あっという間に色が変わり、
新緑がとても気持ち良い季節になりました。
そんな中、GWのお休み中、富士山の麓へキャンプに行ってきました。

またしても直前に決まったことと、まだ寒いので泳げないこと、
そんなこんなで入念な準備をたてる時間がなかったのですが、テーマとしては、"ピクニック++"のゆるりキャンプ。たくさんご飯を作り、食べ、お酒を飲み、ギターをひいて、DVDを観て、寝て、散歩をし、カヌーに乗り、またご飯を作り、たくさん食べて、お酒を飲み.....という、ただそれだけの事なのですが、体も心ものんびりとした時間を過ごすごとができました。

そして今回、
東京へ来てから少し眠っていた私のアウトドア欲がムクムクと.......
夏は、涼しいところでテントを張って、やっぱりまた、たくさん美味しい物を作って食べたい。



Apr 10, 2011

Mar 5, 2011

春は目の前




昼休みに、ポカポカ気持ち良くてオフィスの周りを散歩する日が来たと思えば、雪が舞う凍えそうな日が戻ってきたり、そうやって少しづつ春の訪れを感じながらも、気まぐれな天気に振り回されながら毎日を過ごしている。

この冬は、寒さにやられてしまって休日も出かけることが少かったけど、一番冬を感じたのは、やっぱり白馬にいったこと。12日のショートトリップだけど、空いてる時を狙って行ったこともあって、初日はゲレンデが貸し切り状態!
10年振りに雪山へきたパートナーと、1年振りの私。いつも何をやっても敵わない私の晴れ舞台ではないか!とハリキリモード全開で挑んだお陰で、想像以上にワンダフルな冬の2日間になった。


雪山は相変わらず大きくて、どっしり強くて安心感があり、まっすぐ伸びる白樺たちは、気高く、格好よかった。手を大きく広げて、真っ白く冷たい空気を吸い込むと、その白い空気が体中をかけめぐり、とてもクリーンに、真っさらな気持ちにしてくれた。

春は目の前。




Jan 13, 2011

悪い予感はだいたい当たる



Jan 1, 2011

2011

2011年になりました。

誕生日、クリスマス、年末のおもちつきが終わり、
ゆく年くる年を見ながら年越し、おせちとお雑煮を食べて、初詣。
いつもどうりといえば、いつもどうりのお正月。

2010年はあっという間に過ぎ去った気もするけど、
1年前はまだ東京にも行っていないし、仕事もしていないと考えると
何だかもの凄く色んな事のあった長い1年であったような気もします。

今年のテーマは "もっと"
もっと、周りの人を大切に、
もっと、自分の興味に貪欲に、
もっともっと、日常を深く丁寧に生き抜くことを心にとめて。

いつもどこかで見守っていてくれる絵理の分も、
しっかり強く生きていこうと、決意新たに。














年末に訪れた公園の池にいた鴨。