引っ越しをして、
のんびりした空気が流れる西東京へやってきました。
降り立ったこともない街へ住むことを決めたので
土地勘は全くもってないけれど、家から駅までの道のりは、迷わず歩くことができるようになった。
家と駅とを結ぶその道程は少し距離があって、ぼんやり考え事をしながら歩くのだけど、自分がその道を歩いている事にどうも不思議な気持ちに包まれる。
これだけ広い東京で
好きになって決めたわけでもない街を
毎日の道として歩く事が何だかどうも不思議なわけで
空からぽいっと落とされたような
まるでスゴロクの駒になった気持ちになる。
街も人も何でも、
出会うべくして出会ったなんてつまらない。
偶然この街へ落とされて、ちょっと一休みをしているところなのです。
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